他剤との併用が必要な薬剤 | 併用する薬剤 (単剤使用もありうる) |
説明 |
レベトールカプセル (成分名;リバビリン) |
・インターフェロンアルファ-2b(遺伝子組換え) >商品名:イントロンA(削除品目) ・ペグインターフェロンアルファ-2b(遺伝子組換え)>商品名:ペグイントロン皮下注 ・インターフェロンベータ>商品名:フェロン注射用 |
レベトールの単独療法は無効です。 |
コペガス錠 (成分名;リバビリン) |
ペグインターフェロンアルファ-2a(遺伝子組換え)>商品名:ペガシス皮下注 | レベトールの単独療法は無効です。 |
テラビック (成分名;テラプレビル) |
,ペグインターフェロン アルファ?2b(遺伝子組換 え)及びリバビリン |
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コムタン錠 (成分名;エンタカボン) |
ネオドパストンL |
コムタンは末梢でCOMTを阻害し、経口投与されたレボドパの生物学的利用率を高めることによって効果を発揮する薬剤であることから、単独では効果が認められず、必ずレボドパ/DCIとの併用が必要です。コムタンを単独で使用しても、パーキンソン症状に対しても、wearing-off現象に対しても改善効果はありません。 |
エフピーOD錠 (成分名;セレギリン) |
ネオドパストンL | 本剤は、レボドパ含有製剤と併用する。レボドパ含有製剤非併用患者に対する本剤の単独投与 による有効性は確立していない。 MAO-Bを阻害して、ドパミンの分解を抑制してドパミン量の減少を抑えるという作用機序から、単独使用でも効果があると思われる。 |
トレリーフ錠 (成分名;ゾニサミド) |
ネオドパストンL | ・ゾニサミドのてんかん治療における作用機序は、完全には解明されていないが、発作活動の伝播過程の遮断、てんかん原性焦点の抑制などによるものと推測されている。 ・てんかん治療で使用する場合とパーキンソン病治療に使用する場合で、用量が異なることに注意したい。 |
ヘプセラ錠 (成分名;アデホビル) |
ゼフィックス (成分名;ラミブジン) |
ゼフィックス耐性に対するヘプセラ投与について、最初の臨床研究ではヘプセラ単剤への切り替えとヘプセラ追加投与の比較で効果に差がなかったと報告されたが、その後の研究により併用投与したほうが耐性出現率低いことが報告されています。つまり、ヘプセラ単剤でも効果がないわけではないが、耐性ウイルスの出現が懸念されるため、ヘプセラの追加投与を開始した後でもゼフィックスを投与し続けるわけです。 2000年に発売されたゼフィックスの耐性出現率は5年間で70%で、バラクルードは5年間で1.2%、ヘプセラは5年間で29%との報告があります。 バラクルードが認可される2006年までゼフィックスは核酸アナログの第一選択薬であったが、現在はバラクルードにその座を譲っています。 |
タイケルブ錠 (成分名;ラパチニブ) |
ゼローダ (成分名;カペシタビン) |
タイケルブはカペシタビンとの併用において承認されています。単独投与では国内第U相試験において、腫瘍縮小効果がみられています。しかし、検証的試験を実施していないため、添付文書には「本剤を単剤で使用した場合の有効性及び安全性は確立していない」とあります。 しかし、ゼローダが副作用で使用できない場合などに、タイケルブ単剤で処方されることがあります。 |
レブラミド(成分名;レナリドミド) 「再発又は難治性の多発性骨髄腫」の場合 |
デキサメタゾンと併用 | 再発又は難治性の多発性骨髄腫では、本剤単独投与での有効性及び安全性は確立していない。(添付文書より) 【用 法・用 量】 再発又は難治性の多発性骨髄腫 デキサメタゾンとの併用において、通常、成人にはレナリドミドとして1日1回25mgを21日間連日経口投与した後、7 日間休薬する。なお、患者の状態により適宜“減”量する。 5番染色体長腕部欠失を伴う骨髄異形成症候群 通常、成人にはレナリドミドとして1日1回10mgを21日間連日経口投与した後、7 日間休薬する。なお、患者の状態により適宜“減”量する。 |
サイトテック錠 (成分名;ミソプロストール) |
NSAID | 消化器内科からサイトテック単剤でたまに処方される。 |
マイスタン細粒 (成分名;クロバザム) |
他の抗てんかん薬 | |
ガバペン錠 (成分名;ガバペンチン) |
他の抗てんかん薬 | |
トピナ錠 (成分名;トピラマート) |
他の抗てんかん薬 | |
ラミクタール錠 (成分名;ラモトリギン) |
他の抗てんかん薬 | 欧米では、てんかんに対し単剤療法での使用が可能となっている |
左列の薬剤が出たら、右側の薬剤が処方されているか確認。
右側の薬剤は、単独処方がありうる。右側の薬剤が出ても、
左側の薬剤が処方されているかどうかの確認は不要。