薬剤名 添付文書における「効能又は効果」
トランサミン錠 ○全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向
  (白血病、再生不良性貧血、紫斑病等、及び手術中・術後の異常出血)
○局所線溶亢進が関与すると考えられる異常出血
  (肺出血、鼻出血、性器出血、腎出血、前立腺手術中・術後の異常出血)
○下記疾患における紅斑・腫脹・そう痒等の症状
  湿疹及びその類症、蕁麻疹、薬疹・中毒疹
○下記疾患における咽頭痛・発赤・充血・腫脹等の症状
  扁桃炎、咽喉頭炎
○口内炎における口内痛及び口内粘膜アフター

肝斑(しみ) 【適応外】

★ ワンポイント44「トランサミンの臨床での使い方」参照
リザベンカプセル 気管支喘息,アレルギー性鼻炎,アトピー性皮膚炎,ケロイド・肥厚性瘢痕
タケプロンOD錠
<OD錠15>
**,*○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制
○下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃
<OD錠30>
○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群
○下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃
デパケンR錠
デパケン錠100/200
デパケンシロップ5%
・各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作ならびに混合発作)およびてんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性等)の治療。
・躁病および躁うつ病の躁状態の治療
・片頭痛発作の発症抑制  (2011年6月 追加承認取得)
ラミクタール錠小児用2mg、25mg

ラミクタール錠100mg
他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の下記発作に対する抗てんかん薬との併用療法
部分発作(二次性全般化発作を含む)
強直間代発作
Lennox-Gastaut症候群における全般発作

双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制 (2011年7月 追加承認取得)
※効能・効果に関連する使用上の注意
双極性障害の気分エピソードの急性期治療に対する本剤の有効性及び安全性は確立していない。
テグレトール錠100mg/200mg
1.精神運動発作、てんかん性格及びてんかんに伴う精神障害、てんかんの痙攣発作:強直間代発作(全般痙攣発作、大発作)
2.躁病、躁うつ病の躁状態、統合失調症の興奮状態
3.三叉神経痛
デカドロン 抗悪性腫瘍剤(シスプラチンなど)投与に伴う消化器症状(悪心・嘔吐)
プリモボラン
下記疾患による骨髄の消耗状態
再生不良性貧血
EPL
慢性肝疾患における肝機能の改善、脂肪肝、高脂質血症
当院では、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)に対し処方されることがほとんど。添付文書上の用量は6CAP 3Xだが、ほとんど9CAPあるいは12CAP 3Xで処方されている。
ゼフィックス
バラクルード
免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎の予防
(HBs抗原陰性例に対する抗ウイルス薬の予防投与は適応外
★ ワンポイント31「免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎対策」参照
ベネシッド ペニシリン、パラアミノサリチル酸の血中濃度維持
プロベネシドとして、通常、成人1日1〜2g (4〜8錠)を4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
イムラン ステロイド依存性のクローン病の緩解導入及び緩解維持並びにステロイド依存性の潰瘍性大腸炎の緩解維持の場合通常、成人及び小児には、1日量としてアザチオプリン1〜2mg/kg 相当量(通常、成人には50〜100mg)を経口投与する。
チラージンS 甲状腺機能低下症に伴ううつ
カリクレイン 下記疾患における末梢循環障害の改善
高血圧症,メニエール症候群,閉塞性血栓血管炎(ビュルガ
ー病)
下記症状の改善
更年期障害,網脈絡膜の循環障害
ブスコパン 月経困難症
意外な使われ方をする薬(適応内使用)         
                                   最終更新日2012年3月8日