薬効分類 | 代表的薬剤名 好発時期・障害型 |
肝障害に関する知識 |
アセトアミノフェン 好発時期 障害型;肝細胞障害型 |
自殺企図による服用が後を絶たない ヒト経口中毒量は7.5g以上、致死量は25g。 0.5g /回x20回分=10g>中毒量 飲酒などではより低用量でも中毒を起こす |
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向精神薬 | CNS系に作用するということは脂溶性である。よって肝で代謝を受けるが、その過程で投与された薬物そのもの、あるいは代謝産物がその原因となりうることは容易に想像がつく。 | |
抗てんかん薬 | デパケン 好発時期 障害型 |
デパケン以外にテグレトールやフェノバールでも肝障害を起こすことがある。 |
抗リウマチ薬 | MTX 好発時期 障害型 |
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抗がん剤 | MTX 好発時期 障害型 |
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オダイン (成分名 フルタミド) 好発時期 障害型 |
緊急安性情報(平成10年) | |
ロイナーゼ注 (成分名:L-アスパラギナーゼ) |
もっぱら造血器腫瘍(急性白血病、悪性リンパ腫)に用いられる抗がん剤。 腫瘍細胞がDNA・RNA・タンパク合成に必要とするアスパラギンを分解し、栄養欠乏状態にすることにより抗腫瘍効果を得る(G1期特異的)。 |
Cp(摂取後4時間のピーク濃度:μg/mL) =0.59 x 摂取量(mg/kg) |
コントミン 好発時期 障害型;胆汁うっ滞型 |
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解熱・鎮痛薬 | ||
抗菌薬 | ミノマイシン 好発時期 障害型 |
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漢方薬 | 小柴胡湯、柴苓湯、葛根湯 好発時期 障害型 |
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抗結核薬 | イスコチン、リファンピシン 好発時期 障害型 |
イスコチン:薬物代謝酵素の変異により、通常の人では起こらない量で肝障害を呈することがあるのは有名。 |
シクロスポリン 好発時期 障害型 |
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パナルジン 好発時期 障害型 |
緊急安性情報(平成14年) 添付文書 。 |
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ユリノーム 好発時期 障害型 |
緊急安性情報(平成12年) 添付文書 |
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ボセンタン | 添付文書 | |
チガソン 好発時期 障害型 |
添付文書 | |
抗真菌薬 | ラミシール 好発時期 障害型 |
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αグリコシダーゼ阻害薬 | グルコバイ、ベイスン | |
ハロタン |
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