■ 小児に禁忌または注意が必要な薬剤

薬剤 記載 対象患児 内容
ロペミン 禁忌 低出生体重児、新生児および6ヶ月未満の乳児 外国で過量投与により呼吸抑制、全身痙攣、昏睡等の副作用あり
原則禁忌 6ヶ月以上2歳未満の乳幼児 外国で過量投与により中枢神経障害、呼吸抑制、腸管壊死に至る麻痺性イレウスを起こしたとの報告あり
バクタ 禁忌 低出生体重児、新生児 高ビリルビン血症
アスピリン 注意 15歳未満の水痘、インフルエンザの患者 アメリカにおいてサリチル酸製剤とライ症候群の関連性を示す疫学調査報告あり
ボルタレン 禁忌 インフルエンザの臨床経過中の脳炎・脳症の患児 予後不良例が多い
注意 原則としてウイルス性疾患の患児には投与しない ライ症候群発症の報告あり
シプロキサン 禁忌 小児等 動物実験で関節異常
PL顆粒 禁忌 2歳未満の乳幼児 外国で,2歳未満の乳幼児へのプロメタジン製剤の投与により致死的な呼吸抑制が起こったとの報告がある。

作成日2011年2月21日

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