ワンポイント59

セロトニン神経系に作用する薬 の まとめ 

作動薬 拮抗薬 作用部位 用途
5-HT1A セディール 中枢 抗不安薬
5-HT1B
5-HT1D
トリプタン薬
⇒イミグラン、レルパックス、ゾーミッグ、マクサルトRPD
頭蓋血管平滑筋 片頭痛
5-HT2A SDA
⇒リスパダール、ルーラン、ロナセン
MARTA
⇒セロクエル、ジプレキサ
中枢 抗精神病薬
5-HT3 カイトリル
ゾフラン

イリボー
CTZ
消化管粘膜求心性迷走神経末端
制吐薬


IBS
5-HT4 ガスモチン
大建中湯
消化管内在神経叢にあるコリン作動性神経の5-HT4受容体を刺激→アセチルコリンの遊離を促進→消化管運動促進 消化管運動機能改善剤


セロトニントランスポーター阻害薬
TCA アナフラニール、トリプタノールほか 抗うつ薬
SSRI ルボックス
パキシル
ジェイゾロフト
抗うつ薬
SNRI トレドミン
サインバルタ
抗うつ薬
NaSSA
ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬
リフレックス 抗うつ薬
その他 レスリン 抗うつ薬



アンプラーグ
血小板の5-HT2A/2C受容体拮抗薬。
血液脳関門を通過しないので、中枢作用はない。



セロトニン症候群についてはコチラ

作成日 2011年10月18日


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