外来 |
精神・神経科 |
25歳 |
男性 |
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1) |
リスパダール |
1MG |
5T |
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分割3,2 |
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アキネトン |
1MG |
2T |
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2X朝夕食後 |
42日分 |
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2) |
セロクエル |
100MG |
2T |
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2X朝夕食後 |
42日分 |
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ポイント1
添付文書の用量と、臨床での使用実態が一致していないことがある
〜リスパダールの臨床で使用される用量について知っておく。
(1)開始時 (2)急性期・維持期
ポイント2
抗精神病薬の効果発現時期について理解する。
ポイント3
急性期治療から維持治療への移行の仕方について理解する。
ポイント4
リスパダールの副作用と対処方法について理解する
(1)ドパミン受容体遮断による主作用・副作用を、脳内の4つの経路に分けて理解する
(2)錐体外路症状の主な種類と対処方法について理解する
(3)錐体外路症状に対する、抗コリン性パーキンソン薬の適正使用について理解する
(4)錐体外路症状以外の副作用について
ポイント5
添非定型抗精神病薬の中で、セロクエルの位置づけを効果の強さと副作用に分けて理解する。
ポイント6
抗非定型抗精神病薬の併用について考える。
ポイント7
スイッチング(切り替え)の方法について理解する。
ポイント8
漸減の必要性について理解する。
ポイント9
抗精神病薬はいつまで飲み続けるのか?
症状が悪化したときだけ薬の飲めばいいのか?(=間欠投与の有効性は)
について患者に説明できるようにする。